無重量下における撮影訓練を実施
三河国は、愛知県で宇宙機を開発しているPDエアロスペース株式会社を支援しています。その関係で、PDエアロスペース株式会社が企画する「宇宙旅行事前訓練プログラム ゼロGプログラム」に参加する機会がありました。
もともと、このプログラムで撮影された固定カメラによる動画編集等は私が行っているのですが、今回は静止画カメラマンとして搭乗する際、カメラのセッティングをどの様にするか、無重量下でどの様に体を固定するか等、多くの課題をクリアすることが私の搭乗目的でした。無論、これらは全てクリアしてきました。そう言った意味でも良い機会となりました。
パイロット及びプログラム参加者 |
右が国司 |
尚、この無重量(ゼロG状態)を作るのは、県営名古屋空港を拠点とするダイヤモンドエアサービスのガルフストリームIIと言うビジネスジェット機で、これが放物線を描くように飛行することで無重量状態が作り出されるのです。その間、約20秒。ただ予想外でしたのが、無重量の時間の前後に、20秒から30秒程、1.5~1.9GのGがかかるのです。この時、体重、持ち物、全てが1.5~1.9倍になるので、ミラーレス一眼と言えども保持するのは大変なのです。無論、体も重くて自由に動きませんし、ここで無理をすると酔うことになります。
私が他の撮影に駆り出されている間、女性にカメラを預けたのですが、その結果がこれです。
こんなこと色々書いても、なかなか理解してもらえないと思いますので、まずはこちらの動画をご覧になって下さい。楽しさ、大変さ、また飛行機の状態等がわかると思います。
動画(説明付き)